2012-10-10 19:02:55 0 Comments
秋は秋霜の気が満ちる月と言います。
冬に向い霜の降る厳しさを言い
わかりやすく言うと、冬を死に例えれば
秋はその準備のための季節となります。
死というより一時休憩、または春に備えての
冬眠と言ったほうが言葉の当たりが弱いかもしれませんね
植物は秋に実を結実させ、次世代の種を残し、命を根にかえす。
これが、季節そのものをあらわす現象です。
秋は夏や春の「熱」が消えて行くことから、
哀惜の念にかられ、喜びが消えてしまうような
せつなさや、寂しさ、孤独を肌が感じ始めます。
肌が感じるのだから、こればっかりはしようがありませんね。
特に今月は年の干支の壬辰と月の干支の庚戌が相乗効果で
人の心の熱を奪っているようです
(私の生徒さんは地支の冲の現象も考えてみて下さい)
将来に対する不安。どうしてもモチベーションが上がらない等
とりあえず季節のせいにして見る事が、自分の気持ちをリセット
することに繋がります。
私もここ数日、昔の恋愛の夢をよく見て、胸が痛いのですが
とりあえず、たわむれる宇宙の力としての星の力を感じ
古代の人々の観察眼の正しさを体感しているところです。
私の教室ではよく話すのですが、人には秋だろうが
冬だろうが、それぞれの生き方、楽しみ方があると
具体的に話をしています。
もし、心が冷え、どんずまりになっている人がいたら
これをヒントにして、元気を絞りだしてください。
人生とはそんなもんです。
星に流されれば、泣きを見るし
星に逆らい、元気を絞り出せば
同じ事で7回転んでも八回目には必ず許されます。
まあ、がんばりましょう。