2013-07-21 16:04:35 0 Comments
青少年の悲惨な事件が世間をにぎわせています。
広島の例もさることながら、ネットでのやりとりが
エスカレートし、事件に発展した事件がここ数年起きている
青少年犯罪の特徴では無いのでしょうか。
何故でしょう?
金銭的な理由や、異性に関する行き違いだけなら
よくある事として納得出来るのですが、残念ながら
広島の例はちょっと違うような気がします。
無料アプリを通して、お互いの距離感に余裕が無くなり
起きてしまった事件なのかもしれません。
各々生きている環境は違うものの
携帯端末を通じ、ほぼオンタイムに情報が共有でき、
怒りや、むかつきや、キレる事に関し
まるで、家庭で親や兄弟にキレるように
遠慮なくキレてしまう。
精神的、時間的な距離が近接しすぎ
本来あるべき他人に対しての
ある程度の遠慮や、逡巡、我慢や、受け流したりすることが
出来なくなってしまった。
携帯端末の進化により、絆が深まれば深まる程
そこに親密さと、親密な関係性の中でだけ生まれる、
特別な憎悪の流れにだれも気づいていない。
絆が深くなれば成る程生じる近親憎悪の複雑さに速く気付かなければ
同じような青少年の犯罪は減らないでしょう。
難しい世の中になったものです。