2014-09-21 19:50:59 0 Comments
こういう仕事をしていると
「生霊」の話を時々聞くのですが
皆さんは「生霊」についてどう思われているでしょうか?
文字通り生きている人間の恨みや怨念と
解釈している人がほとんでしょうね。
「自分」とは違う他者の「念」(おもい)
もし、そうであれば割と簡単に念は解放できます
方法は、それこそお札や専門のおがみやさんを頼る事です
しかし、本当に厄介なのは
自分自身を呪っている自分という生霊なのです
こういうかたは大抵、自分にはトラウマがあると
おっしゃるのですが、過去の一時期に起きた
出来事を心の中で延々と繰り返す無限ループの中に
取り込まれています。
自分に責がある場合は特にこの傾向が強い
その自分と直面する事を避けるための合理的な
理由で武装し、他人の言葉にはほとんど
耳を貸しません。
そして、無償の愛を与えてくれたり
安定した将来を約束してくれるような
好運が廻ってきても、自ら拒否します。
なぜか?好運に心を許し、武装を放棄すれば
その過去の自分と直面することになるからです。
この事を理解できますか?
本当は、すべてが終わっているのに、自分だけが
完了していない。
このことは本当に大事な事です。
私も時々そのあたりの地雷を踏む事があるのですが
大抵は地雷を覚悟して地雷原に入っています。
なぜなら、そこに道を付けないと、そこから
抜ける事ができないからなのですが、
なんていう、おせっかい野郎だと
ときどき自嘲してます。
秋は秋霜苛斂の季節であり、これから冬に向かい
さらに人の魂が内向していく時期が始まります。
目をそらす事無く、過去の自分自身と対話をしてみて下さい。
もし長年に渡るトラブルを抱えているとしたら
それを脱するヒントが閃(ひらめ)いてくるかもしれません。